ロングライドに使えるロードバイクの条件は?


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ロードバイクで長距離を快適に走るために必要な性能を考えます。

ロードバイク ロングライド

長距離の範囲は?

ロングライドとは長い距離を走行することですが、初心者にとって50kmは長距離ですし、上級者は200kmが長距離という人もいます。
絶対的な距離にこだわらず、今まで走ったことの無い距離に挑戦するために必要なロードバイクを考えます。
既にロードバイクやクロスバイクを持っている人からすれば、100kmがロングライドの目安です。

前傾姿勢が重要

ロードバイクのレースモデルはかなり強い前傾姿勢で設計されています。
ライバルよりも1秒でも速く走るために風の抵抗を最小化が重要な課題だからです。
低いハンドル位置と高めのサドルポジションは本格的でカッコ良いですが、ロングライドという目的からはデメリットでもあります。

レースでもロングライドでも風の抵抗が少ないに越したことはありませんが、毎日トレーニングを積み重ねているトッププロ選手と同じ姿勢で6時間ペダルを回し続けられるようになるには、かなりの練習を続けなければいけません。
筋力が無い状態で強い前傾姿勢のロードバイクに乗ると上半身を支えきれなくなり、腕でハンドルを突っ張って姿勢を維持することになります。
そうなると肩や手首が痛くなり、だんだんと走ることが苦痛になってきます。

そんな状況にならないために、ロードバイクでありながら姿勢が楽なモデルを選ぶことがロングライドには重要です。
チェックすべきジオメトリーはヘッドチューブの長さとリーチの長さです。
ヘッドチューブが長いほどハンドル位置が高く、リーチが短いほどハンドル位置が近くなります。
例えばトレックのレースモデル マドン540mmはヘッドチューブ155mm、リーチ381mmに対して、ロングライドモデルのドマーネはヘッドチューブ160mm、リーチ374mmに設計されています。
ライダーに対して、ハンドル位置が高く、近くなっているのが分かります。
このように、同じメーカーの中でも商品によって設計を変えて長距離に適したモデルを作っています。



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ロードバイクの安定性がストレスを軽減

姿勢と同じく重要なファクターが安定性です。
競技モデルは高速域で狙い通りの走行ラインに切り込んでいくため、かなりクイックなハンドリングで設計されています。
ちょっとハンドルを切り込むだけで、グッとその方向に進んでくれます。
このハンドリングのシャープさもロングライドにはデメリットになります。
プロのレースに比べて平均速度が時速10km以上遅い上に、ほぼ直線的なラインしか取らないのでハンドルの切れやすさが仇になり、不安定な走りになります。
ペダルを回すたびに左右のバランスが崩れて小さく蛇行しながら進んでしまい、エネルギーのロスが発生するのです。

それを回避するため、ロングライド用ロードバイクは走行安定性を高めたフレーム設計を選ぶことが重要です。
見るべきポイントはホイールベース、オフセット、ヘッドチューブアングルです。
ホイールの前後の長さを示すホイールベースは長く、オフセットは大きく、ヘッドチューブは角度の小さい設計が安定性につながります。

例えばトレックのレースモデル マドン540mmはホイールベース981mm、オフセット45mm、ヘッドアングル73.7 に対して、ロングライドモデルのドマーネはホイールベース1010mm、オフセット53mm、ヘッドアングル71.3に設計されています。

ロングライドモデルでもブランドによってはレースモデルに近い設計の自転車もあります。
この3つを見比べてどれくらい安定しているのかの目安にしましょう。

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