2017年最新版 ロードバイクのボトムブラケット(BB)を選ぶポイント

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ロードバイクで購入後にトラブルが起きやすいBB規格のベストチョイスは?

ロードバイク BB 規格

ロードバイクのBB=ボトムブラケットにはたくさんの種類があり、日々進化しています。

それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分の目的に合った規格をチョイスすることが重要です。

現在のベストバイBBはBB386規格です。理由はページの最後で紹介します。

ボトムブラケットの役割

ロードバイクのペダルを回してチェーンを引っ張るギアクランクの回転を支えるのがBBの機能です。

部品の中でも最も大きな力がかかるので、大きなベアリングが入っています。

力がかかる所なのでひずみが出やすく、走行中にギシギシと異音が出やすいパーツです。

異音の解消にはベアリングの交換やグリスアップなど、手間がかかるので、トラブルが少ないBBが重要。

スレッドかプレスフィットか

まず大きな分かれ目として、ロードバイクのフレーム側にねじ山があるスレッドタイプかねじ山が無いプレスフィットタイプに分かれます。

シマノ プレスフィットBB ボトムブラケット シマノ スレッド式BB
安心感があるのはスレッドBBです。数十年前からあり、シール性能も安定しているので、異音に悩まされることは少ないです。

デメリットはプレスフィットよりも重いことと、剛性も下がる点です。

ただ、レースレベルを求めなければスレッドBB=JIS規格がおすすめです。

ただ、現在スレッドBBを採用しているロードバイクはかなり少なくなってきました。

15万円以上のロードバイクではほぼプレスフィットが採用されているのが現実です。

軽量で剛性も高くてメリットもあるのですが、

プレスフィットはここ10年で急速に広まってきたので、まだ性能や規格が安定していないのがデメリットです。

スレッドBBの規格

BBの規格はねじの直径とシェルの幅、軸長、クランクの接続方式で決まります。

フレーム側の規格

フレーム規格はJIS規格BBとITA規格BBの2種類です。

①JIS規格BB

入門グレードのフレームは全てJIS規格となっています。

JIS規格BBはISO規格BB、BSC規格 BB、BSA規格とも呼ばれていて、全て同じ物を指しています。

シマノ スレッド式BB

JIS規格BBが入るフレーム幅=シェル幅はほぼ全て68mm、ねじ径34.8mmです。

主にシマノ主導の規格ですが、FSAのBBTANGE(タンゲ)スギノなど、ほとんどのBBメーカーも生産しています。

JIS規格BBでもクランクの方式はスクエアテーパー、ホローテック2など、様々ですのでそれは後半で紹介します。

②ITA・イタリアン規格BB

もう一つのねじ切りBB規格がITA イタリアン規格BBです。

フレームのシェル幅が70mmとなり、JISフレームとは互換性がありません。



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カンパニョーロのコンポーネントを採用しているロードバイクはこの規格になります。

カンパニョーロBB イタリアン規格

パッと見ではJISBBとの区分けがつかないので、スペックを見るときにITA=イタリアンBBであることをチェックしましょう。
カンパのBBであっても、JIS用のねじピッチの物も販売されているので、間違えないように注意が必要です。

ボトムブラケット側の規格 ①ホローテックⅡ

スレッドBB=ねじ切りのBBで最もロードバイクで使われるのはシマノのホローテックⅡです。

シマノ ホローテックⅡBB

10万円以上のSORA以上で、プレスフィットBBでない場合には、まずこれが付いています。
2017年からクラリスもホローテックⅡBBを採用したので、シマノのロードバイクは大部分がホローテックⅡに変わりました。

耐久性とメンテナンス性で信頼性が高いです。

現在もシマノはこのホローテックⅡBBを主力商品として販売しています。

BB側の嵌合規格(接続規格) ②スクエアテーパー式

入門クラスの5万円~10万円完成車に使用される規格です。

スクエアテーパーBB ロードバイクUN26

ホローテックⅡではシャフトがクランク側についてますが、スクエアテーパー式ではBB側にシャフトがあります。

シャフトの径の違いが重量と剛性に影響して、スクエアテーパー式は重くて、剛性も低いです。

シマノのターニーA070以下のグレードやタンゲやFSAなどのBBもほぼ全てロードバイク用はこの規格に収まっています。

スレッドBBはトリプルギアを持ったクランクもあるので、軸長も変わってきます。

例えばシマノのSORAトリプルクランクは以下のBB仕様になっています。

通常のダブルクランクの軸長は113mmですが、トリプルクランクは121mmに設定されています。

  • 推奨ボトムブラケット : BB-ES25
  • チェーンライン : 45mm
  • 軸長 : 121mm

フレーム側の規格が合っていれば、クランクとセットでスクエアテーパー式のBBをホローテックⅡのBBにカスタムすることができます。

BB側の嵌合規格(接続規格) ③特殊な方式

スレッドBBの特殊規格として、オクタリンクやISISという接続方式があります。

ISISはほぼ消滅しましたが、オクタリンクはクラリスグレードで存続しています。

Shimano_BB オクタリンクBB

ホローテックⅡとスクエアテーパー式の中間にあたる性能です。
ホローテックⅡに比べて、BB軸とクランクの固定がボルト1本なので、クランクのゆるみが出やすいのもデメリットなので、後からこのBBを選ぶ意味は無いです。

次ページはプレスフィット(圧入式)の選ぶポイント



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