2017年最新版 ロードバイクのボトムブラケット(BB)を選ぶポイント

プレスフィット式の規格

BB30は衰退

2010年から2016年にかけて急速に普及してきたプレスフィット式のメイン規格がBB30です。

bb30 ボトムブラケット 圧入

ただ、この規格にはシマノが追随しなかったのでアダプターでホローテックⅡを無理やりつける状況が続いてきました。

写真を見てわかるように、BB30はフレーム側に直接ベアリングを取り付けるので、メンテナンスを怠ると異音が発生しやすいのが最大のデメリットでした。

FSAが主導してきたBB規格なので、FSAブランドのクランクはそのまま使えます。

シマノクランクを装着するにはアダプターが必要になります。

BB386がBBのベストバイ

現在急速に普及しつつあるのが、BB386(BB386EVO)です。

BB30の進化版で、30mmスピンドルを採用しつつ、アダプターを使えば24mmにも対応しています。

bb386BB トーケン

幅広いシェル幅によりBB30と同じ剛性を持ち、カートリッジ式ベアリングを採用しているのでシール性も向上。

結果的に異音問題が解決されて、現在の理想のBBと言えます。

BB386の最大のメリットはシャフト径を選ばないことです。

BB386と比較してBB86(プレスフィットBB)はスピンドル径が24mmに限定されます。

BB30が非常に大きなシェアを持ったので、30mmスピンドルのクランクを作るクランクメーカーはたくさんいます。

特にパワーメーターなどを装着したい場合など、30mmスピンドルがフレームに入らないと選択肢が狭まります。

さらに、ベアリング径が大きい(BB86よりも+5mm)ため、シートチューブやダウンチューブなどの接続性が良く、フレーム設計の自由度が向上するメリットがあります。

シマノ、FSA、SRAM、ROTOR、Sugino、なんでも対応してくれて、異音の心配が無い理想のBBと言えます。

スギノからは24mmスピンドルがアダプター無しで使えるBB386用のBBも販売されています。

bb386 24mmスピンドル スギノ



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bb386ロードバイクボトムブラケット

プレスフィットBB(BB86)

シマノからもPRESS FITとして、販売しているBB規格。

シェル幅86.5xベアリング41mmというサイズです。

シマノ プレスフィットBB ボトムブラケット

JIS規格用のホローテックⅡボトムブラケットをフレームに埋め込んだようなデザインで、BB幅が広がり、ベアリング径も拡大することで剛性が向上します。

何といってもポイントはシマノが公式に採用しているBBという点です。

24mmスピンドルのアルテグラクランク、105クランクなどが使えるので、シマノのクランク正式対応品という安心感があります。

異音に関しても、BB386EVOと同じく解消されています。

デメリットはベアリング径が小さいので、30mmのクランクスピンドルが使えない点です。

将来30mmスピンドルクランクが優勢になる可能性も考えると、この点が最大のデメリットです。

プレスフィットBBを販売しているブランド

TOKEN(トーケン)

FSA

買ってはいけないBB

  • BB30

異音問題が多いので、やめておいたほうが良いです。

ちゃんとメンテナンスをすれば良いのですが、定期的にグリスアップをしない人はやめておきましょう。

  • BB30A

BB30と同じ直接圧入式のBBなので、異音問題があります。

こちらもメンテナンス頻度が1年に1回とかいう人はやめておきましょう。

  • BB90

こちらもBB30Aと同じく水に弱いベアリングむき出しのボトムブラケットなので、高頻度なメンテナンスが必要です。

あまりおすすめできません。

上記BBがおすすめできない理由は主に音鳴りという点です。レースにおける軽量さという点ではBB30、30A、BB90などのBBはプレスフィットBB(BB86)やBB386EVOよりも優れています。数十グラムを軽量化したいピュアレーサーにとってはメリットがあります。

  • PF30

プレスフィットBB(BB86)と似ていてややこしい名前のPF30(プレスフィット30)というBBがありますが、BB30のカートリッジベアリング版でこちらも消えていく規格になります。



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