トレックのロードバイクエモンダALR4とALR5の性能をトレックのグレード違いや、他のブランドと比較しながらチェックしていきます。
エモンダ基本情報
トレックのエモンダALR4はどんなモデル?
TREKブランドの中で軽量さを意識するアルミロードバイクとして位置づけられた15万円から買えるモデル。
レース用の設計を基本にしているので、切れのあるハンドリングと風の抵抗の少ない前傾姿勢で乗れる。
トレック独自のAlphaアルミフレームで、カーボンモデルに迫る軽さと剛性を目指しています。
エモンダALR4の価格
2016年エモンダALR4 159,000円
2017年エモンダALR4 138000円
2018年エモンダALR4 129000円
毎年1万円近く価格が下がってきています。
来年もさらに下がるのでしょうか?
これだけ毎年値下げするモデルも珍しいです。
上位モデルのエモンダALR5は166000円です。
他のブランドのソラをスペックしたモデルは
ジャイアント コンテンド1 95000円
スコットのスピードスター50.1 10500円
フェルトのF95 99,800円
スペシャライズドのアレースポーツ 108000円
トレックブランドとは?
トレックはアメリカウィスコンシン州で生まれたMTB系ブランド。
MTB系アメリカブランドとしては歴史が長く、1976年から成長を続けています。
ツールドフランス優勝経験もあり、日本ではすっかりロードバイクブランドとして定着。
購入できるお店は?
全国的に見てトレックを扱う自転車店の数は少なく、購入するには50km離れた店になってしまうこともある。
ネット通販もやっていないので、取扱い店リストで最寄りも店へ行くしかない。
直営店やコンセプトストアと呼ばれる豊富な展示がある店が他のブランドに比べて多いので、行けば満足できるバイクショップが多い。
逆に言うと一般的な店のように他のブランドと比較しながら買いにくいです、トレックショップではトレック以外のブランドは相談しにくいので、行けば必ずトレックをおすすめされます。
エモンダのフレーム設計を 540サイズで他のブランドと比較
基本的な設計はレース向けでハンドリングもシャープです。
特徴はレースモデルの中ではチェーンステーが長めなこと。
チェーンステーを伸ばすとリア剛性が下がり、重量も増えるのでレースモデルでは敬遠されがちですが、乗り心地と走行安定性が良くなるメリットがあります。
同じトレックのレースモデルの1シリーズと比べても3mm長い設定になっています。
エモンダALR4とトレック1.1の性能を比較
価格
エモンダALR4:129000円
トレック1.1:86100円
重量
エモンダALR4:8.89kg
トレック1.1:9.96kg
フレーム性能
エモンダALR4:Ultralight 300 Series Alpha Aluminum, Invisible Weld Technology, E2 tapered head tube, DuoTrap S compatible, BB86.5
トレック1.1:100 Series Alpha Aluminum, fender & rack compatible
1シリーズよりも軽量なトレック独自の300シリーズと呼ばれる素材を採用。
より軽さを意識しているので、エモンダALR4はキャリアダボは省かれています。
キャリアを取り付けたい場合はシートポストキャリアかフレームにバンドで取り付けるキャリアであればエモンダでも使えます。
今はバイクパッキングと呼ばれる大型サドルバッグを使った運び方が人気です。
フレームの規格面では変わっているのはヘッド規格とBBです。
上下異径のテーパーヘッドで前輪周辺の剛性が大幅にアップ。
BBは最新のBB86という規格でトラブルも少なく、剛性も高いメリットがあります。
フレーム素材の選び方、アルミか、カーボン、スチールの特徴とデメリットについて
フレームとフロントホイールをつなぐフォーク性能
エモンダALR4:Émonda carbon, carbon E2 steerer
トレック1.1:Trek carbon road
どちらもフォークブレード部分は振動吸収性の高いカーボン素材を採用。
エモンダALR4はハンドルステムを固定するコラムもカーボンに対して、1.1はアルミでコストカットされています。
コラムの重量差は大きいので、1kgという重量差に影響しています。
さらにエモンダALR4のステアリングコラムはテーパー規格なので、しっかりと最新のトレンドを押さえています。
トレック1.1のヘッドベアリングは上下同径の1-1/8″ integrated, semi-cartridge bearingsなので、コーナリングやスプリント時の剛性は低め。
前ギアのクランク性能
エモンダALR4:シマノティアグラ+Shimano Tiagra, 50/34 (compact)
トレック1.1:シマノクラリス+Vuelta Corsa, 50/34 (compact)
エモンダALR4はクランクまでシマノのティアグラで、このクラスではスムーズな変速をしてくれます。
Vuelta Corsaは低価格のコンポーネントを作っているブランド。ブエルタ コルサクランクセットについての本国サイトはこちら。
どちらもコンパクトクランクなので、軽めのギアが選択できます。
将来の拡張性を左右するコンパクトクランクとノーマルクランクの違いについて。
チェーンの位置を動かす変速性能
エモンダALR4:ティアグラの11-28Tで、かなり細かくギアを選べるようになっています。
ジャイアントのTCRなど、他のアルミロードバイクは11-32Tがメジャーで、ワイドレンジな設定が多い中、あえてレースで使いやすいクロスレシオ設定です。
トレック1.1:Sun Race CSR86, 11-28, 8 speed
こちらも11-28Tでクロスレシオなギア設定。
サンレースブランドを採用してコストカットされています。
シマノの変速グレード一覧(DURAACEを100円としたときの価格)
DURA-ACE 11段変速 100円
ULTEGRA 11段変速 40円
105 10段変速 22円
TIAGLA 10段変速 20円
SORA 9段変速 14円
CLARIS 8段変速 10円
TOURNEY 7段変速 7円
ブレーキ性能
ブレーキもシマノのティアグラなので、105グレードとはいきませんが、十分な制動力を発揮してくれます。
トレック1.1はAlloy dual-pivotで、名無しのノーブランド品。
アームがたわんでブレーキ力は低いでしょう。
1.1のブレーキは購入後に一番最初に買い替えたい所。
買う間に知っておきたい、低予算でブレーキ性能をアップさせるためのコツ
回転を支えるハブとホイール性能
エモンダALR4:Bontrager Tubeless Ready+ALLOYハブ
リムはチューブレスに対応しているので、将来より軽くグリップ力の高いチューブレスタイヤに交換することも可能。
回転を支えるハブはノーブランドのアルミハブなので耐久性が心配です。
トレック1.1:Alloy hubs; Bontrager AT-750 double-walled alloy rims
チューブレース対応ではありませんが、ダブルウォールリムなので、最低ラインはクリアしています。
ハブはエモンダと同じくノーブランドなので、特にフリーボディの故障が心配。
地面との接地を支えるタイヤ性能
エモンダALR4:Bontrager R1 Hard-Case Lite, 700x 25c
トレック1.1:Bontrager T1, 700x25c
どちらも新しいトレンドの25Cタイヤを装備。従来の23Cよりも一回り太めです。
エモンダALR4とALR5の性能を比較
価格
エモンダALR4:129000円
エモンダALR5:166000円
ALR4に比べて3万7000円高い設定です。
重量
エモンダALR4:8.89kg
エモンダALR5:8.47 kg
400gの軽量化。
フレーム性能
エモンダALR4:Ultralight 300 Series Alpha Aluminum, Invisible Weld Technology, E2 tapered head tube, DuoTrap S compatible, BB86.5
エモンダALR5の方も同じグレードのフレームです。フレーム性能では差がありません。
フレームとフロントホイールをつなぐフォーク性能
エモンダALR4:Émonda carbon, carbon E2 steerer
ALR5も共通です。
前ギアのクランク性能
エモンダALR4:シマノティアグラ+Shimano Tiagra, 50/34 (compact)
エモンダALR5:シマノ105+Shimano 105, 50/34 (compact)
変速の性能差が4と5の主な違いです。
ALR5は1グレード上の105のディレーラーとクランクをスペックしているので、より軽量でスムーズな変速ができます。
ティアグラの性能もかなり上がっているので、変速のレスポンスそのものは体感できるほどの大きな差はありません。
どちらもコンパクトクランクなので、軽めのギアが選択できます。
将来の拡張性を左右するコンパクトクランクとノーマルクランクの違いについて。
チェーンの位置を動かす変速性能
エモンダALR4:ティアグラの11-28Tで、かなり細かくギアを選べるようになっています。
エモンダALR5:105の11-28T
ALR5はリア11段変速になっているので、上位グレードのアルテグラなどに部分的なアップグレードカスタムが容易です。
ギア比はどちらも変わりませんが、20段→22段に段数が増えることで、よりクロスレシオなギア選択ができるようになっています。
シマノの変速グレード一覧(DURAACEを100円としたときの価格)
DURA-ACE 11段変速 100円
ULTEGRA 11段変速 40円
105 10段変速 22円
TIAGLA 10段変速 20円
SORA 9段変速 14円
CLARIS 8段変速 10円
TOURNEY 7段変速 7円
ブレーキ性能
エモンダALR4:シマノのティアグラで、105グレードとはいきませんが、十分な制動力を発揮してくれます。
エモンダALR5:シマノ105で、性能力の最大値が高く、快適に使うことができます。
105とティアグラを比較しているサイト→http://paagee.com/105-tiagra-bure-ki/
買う間に知っておきたい、低予算でブレーキ性能をアップさせるためのコツ
回転を支えるハブとホイール性能
エモンダALR4:Bontrager Tubeless Ready+ALLOYハブ
ALR5も同じホイールです。
地面との接地を支えるタイヤ性能
エモンダALR4:Bontrager R1 Hard-Case Lite, 700x 25c
こちらも共通のタイヤ。
まとめ
エモンダALR4と5は変速とブレーキ以外は共通パーツの姉妹グレード。
4万円近い差がありますが、本格的にロードバイクをやりだすとパーツの交換がしたくなるので、自転車を趣味にしようとしている人は11段変速を装備したエモンダALR5を選んだ方が幸せになれます。
他社のロードバイクと比較
トレックALR4と他ブランド
コンテンド SL2 (CONTEND SL 2)
価格:115000円
メインコンポ シマノティアグラ
ブレーキ TEKTRO R312
クランク シマノティアグラ
重量9.0kg(480mm)
ジオメトリ(515)
・トップチューブ560mm
・チェーンステー410mm
・ヘッドチューブ190mm
・BBドロップ70mm
・ヘッドアングル72.5
・オフセット 45mm
・トレール 60mm
・リーチ 381mm
・スタック 580mm
GIANTのエントリーモデル。
価格は安めですが、ブレーキがテクトロなので、105とかに交換した場合、それほどお得感はありません。
フェルト F85
価格:128000円
メインコンポ シマノティアグラ
ブレーキ シマノティアグラ
クランク シマノティアグラ
重量9.17kg
フルティアグラで7000系の軽量アルミを使っているレーシングモデル。
入門ロードにありがちなエンデュランス系ではなく、ピュアレーサーというのが珍しい。
トレックALR5と他のブランド
メリダ スクルトゥーラ 400 (SCULTURA 400)
価格:139900円
メインコンポ105
ブレーキ R561(ティアグラグレード)
クランク105
重量 8.9kg(500mm)
ジオメトリ(540)
・トップチューブ560mm
・チェーンステー408mm
・ヘッドチューブ73mm
・BBドロップ66mm
・ヘッドアングル73.5
・オフセット 表記無し
・リーチ 390mm
・スタック 574mm
メリダ スクルトゥーラ 400公式サイト
ジャイアントTCR SLR2
価格:175000円
メインコンポ105
ブレーキ 105
クランク 105
重量 7.9kg(470mm)
対応するオプションパーツ
フェンダー 簡易ブレーキ取り付けタイプ →取り付けOK
簡易タイプはシートポストやブレーキマウントなど、1点だけで取り付けるタイプの泥除け。
雨の日に走るなら必須のパーツです。
下のフルタイプと比べて前方のカバー面積が少ないので時速30km以上で水たまりに入ると顔に泥水が飛んでくるのがデメリット。
取り外しはワンタッチで簡単にできるので、雨の日だけ使用することができます。
おすすめはBBBブランドのロードプロテクター。
他のフェンダーに比べて揺れないように補強が入っているので、簡易フェンダーですがしっかり取り付けできます。
値段も2000円以下なので良心的。
リアキャリアフレーム固定タイプ →取り付けOK
フレームのダボ穴に固定するタイプの重い荷物に対応するキャリア。
3点で固定するので、20kgを超えるような荷物でも使える。
多少横から当たってもずれることもありません。
取り外すのは手間がかかるので、基本的につけっぱなしで使います。
パニアバッグを使うこともできます。
おすすめはミノウラのRC1200
クイックリリースで共締めして、シートポストで支える方式なので、ロードバイクにも取り付けられます。
耐荷重が7kgとやや少なめですが、ロードバイクのリア三角はあまり強くないので、重すぎる荷物はフレームにダメージを与える可能性があります。
他のキャリアを使ったとしても7kg以下にしておいた方が良いです。
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・リアキャリアシートポスト固定タイプ →取り付けOK
シートポストのみで支えるタイプのキャリア。
1点だけで固定するので10kg程度が限界。
小さな荷物をくくりつけて使います。
パニアバッグが使えないので、あまり大きな荷物は積めません。
重心も高くなるので、やや乗りづらい。
取り外しは簡単です。
おすすめはトピークのMTXのVタイプ。
重心が高いという欠点を改良するために、シートポストからキャリアにかけて下に下がったデザイン。
タイヤぎりぎりまで荷物を近づけられるので、安定性が高いです。
*身長150cm台の人は元々シートポスト位置が低いので、通常の下がっていないタイプで大丈夫です。
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・前かご →取り付けNG
前かごを取り付けるにはフロントキャリアが必要になります。
キャリアはブレーキマウントとフォーク穴にネジで固定して、その上にカゴを乗せます。
荷物の取り出しはしやすいですが、ハンドル操作に大きく影響する上に、ドロップハンドルが前に突き出ているので、カゴが入るスペースがありません。
フロントキャリア→取り付けOK
バスケットはつけられませんが、キャリア単体は取り付けられます。
ちょっとした衣類や小物をロープで縛っておくのに便利です。
リアキャリアよりもコンパクトでロードバイクの見た目を損ないません。
おすすめは日東のM18
フロントダボ穴が無くても、フォークブレードで固定できるので、ロードバイクとの相性が抜群です。
9000円程度で値段は高めですが、普通のフロントキャリアはクロスバイク用に作られているので、ロードバイクには使えません。
仕上げも美しく耐久性の高いクロモリチューブで質感も良いです。
・フロントライト →取り付けOK
ハンドルバーに取り付けるライトはほぼ全てのロードバイクに取り付け可能です。
1000円台は電池式、2000円台からリチウム充電式になります。
毎日通勤で使うなら乾電池のランニングコストを考えるとリチウムイオン充電式を選びましょう。
明るさを示す指標としてルーメン、カンデラという単位が使われています。
ルーメンは光源全ての明るさ、カンデラは照射されている部分の一番強い部分の明るさです。
20ルーメンから1600ルーメンまでかなり明るさに幅があります。
都会を走る人でも暗い裏道を走ることを考えると、200ルーメン以上の明るさがあるものを選びましょう。
200ルーメンモデルは価格も3000円程度で手ごろな価格の割に電池の持ち時間も長く、バランスが一番良いです。
一番おすすめはキャットアイのボルト200
日本の自転車ライトの専業メーカーで、スペック通りの明るさはもちろん、電池の持ちもスペック通りです。
もっと安く売られている懐中電灯型のライトなどは、200ルーメンと書いていながら半分の明るさしか無かったり、電池が30分しか持たないなど、粗悪品が多いので注意が必要です。
・リアライト →取り付けOK
シートポストやシートステーに取り付けるライト。
後方からくる車に存在をアピールします。
5000円以上する高価な明るいモデルもありますが、2500円ぐらいの物で十分視認されます。
価格が高くて高輝度なモデルは電池の持ちも悪く、後方車両からまぶしいのであまりおすすめしません。
おすすめはキャットアイのラピッド3オート
照度センサーと振動センサーが内蔵されているモデルです。
ボタンを押さなくても、暗くなって乗り始めると勝手にスイッチがオンになるので、付け忘れの心配もありません。
左右からの視認性も良く、ブラケットも取り付けやすいので、一番おすすめのテールライトです。
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・サドルバッグ →取り付けOK
サドルの下に紐で固定するタイプのバッグ。
500mlペットボトル1本分ぐらいの容量で常時携帯する修理セットを入れます。
中身はチューブ、タイヤレバー、ポンプ、ミニツールが定番です。
人によっては小銭やガムテープも入れます。
Mサイズだと結構狭いので、Lサイズの方が使いやすいです。
おすすめはトピークのエアロウェッジバッグ。
防水性が高く、サドルの裏側にフィットするカーブデザインで、Lサイズでも収まりが良いのでおすすめです。
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大型サドルバッグ
最近流行の大きな荷物を持つツーリングスタイル、バイクパッキングバッグもクロスバイクに取り付けることができます。
普通のサドルバッグの10倍の容量があるので、1泊2日のツーリングを想定している方はこちらを選びましょう。
重心が高くなるので、フレームバッグと組み合わせて使うのが基本です。
おすすめはブラックバーンのサドルバッグ
値段は12000円と高めですが、ブラックバーンのサドルバッグは固定力が高くて、大雨でも浸水してこないのでおすすめです。
・トップチューブバッグ →取り付けOK
ハンドルの手前に取り付けるバッグ。
サドルバッグと違い、すぐに取り出せるので、サイフや地図、補給食などを収納しておきます。
物によってはペダリング中に足に当たるので、選定には注意が必要。
おすすめはトピークのフューエルタンク
防水性も高く、型崩れしずらいのでお勧めです。
形状も細身なので、小柄な人でもペダリングンの邪魔になりません。
スマホが操作できる状態で収納できるモデルもあります。
スマホ収納モデルはペダリングが内股気味だと膝にバッグが当たるので、近距離での使用がおすすめです。
・スマホホルダー →取り付けOK
ハンドルやステムにスマホを取り付けるためのホルダー。
トップチューブバッグに比べて足にあたる事を考えなくて良く、見やすい位置に固定できるのがメリット。
街乗りで一番使いやすいのはシリコンタイプの簡易ホルダーです。
ハンドルバーに固定式はホームボタンを押すと回転して使いづらいのですが、ステム方式だとそれがありません。
プラスチックで固定するタイプはスマホを固定していないときに結構邪魔なので、そちらもおすすめしません。
これのデメリットは雨に弱い所ですが、最近のスマホはiPhone含めて防水仕様になってきているので、少しぐらいの雨なら大丈夫になってきました。
おすすめはライトウェイのステム固定式
1500円程度で価格も安く、カバーを取り外さずにそのまま使えるのが普段使いにはうれしいです。
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強い雨の日も使う場合は全面を覆うタイプのホルダーの方が安心です。
全面タイプはカバーを外して使わないといけないのが面倒ですが、雨に強くいので安心です。
おすすめはトピークのドライバッグ
スマホの収まりが良く、ハンドルに固定するブラケットもしっかりしているので、落下の心配が無いので安心です。
自転車用スマホホルダーについてさらに詳しく書いた記事はこちら
・ビンディングペダル →取り付けOK
スキーのようにシューズとペダルが離れないようにするためのペダル。
ロードバイクの定番パーツはSPD-SLタイプですが、レースを主目的にするので無ければ、MTB用のSPDシステムビンディングが歩きやすくておすすめです。
スニーカーで走ることもある場合は、片面はビンディング、片面は普通の踏み面のペダルが使いやすいです。
おすすめはシマノのPD-A530
軽量で、価格も5000円程度なので一番値ごろ感のある片面式ビンディングペダル。
SPDペダルには専用のビンディングシューズが必要です。
ソールの裏面に金具を固定する穴が開いています。
クロームのSPDシューズがおすすめ
そのままカフェに入っても違和感が無いおしゃれな見た目。
ソールも柔らかめなので歩きやすいのも魅力です。
13000円前後で買えます。8000円程度の安いシューズもありますが、見た目は断然クロームがオシャレです。
サイドキックスタンド →取り付けNG
ロードバイクにスタンドNGと言われる理由
ロードバイクのフレームはMTBやクロスバイクに比べて薄く作られています。
キックスタンドは金属の板でフレームを挟み込んで固定する方式がほとんどなので、簡単にフレームがへこんでしまい、最悪の場合折れてしまうこともあります。
そのため、ロードバイクにはキックスタンドは基本的にNGなのです。
そんなロードバイクにも取り付けられるスタンドはいくつかあります。
外出先で使えるスタンド
外出先でロードバイクに使えるスタンドはシートステイ固定式、クイックリリース固定式、BB固定式、ペダル固定式があります。
アルミフレームで定価が15万以下のエントリーロードの場合はシートステー固定式のスタンドが一番おすすめです。
ロードバイクは薄いから割れるという話もありますが、エントリーモデルのアルミフレームならアルミのクロスバイクとそれほど厚みは変わらないので、ねじの締め付けトルクを適正にすれば大丈夫です。
シートステー固定式
価格は安く1500円~2500円ぐらいで買えます。
おすすめはGIZAのスタンド
安くて、見た目もシンプルでおすすめです。
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締め付けトルクに関しては4Nmぐらいで止めておきましょう。
4Nmは緩めなので、1か月に1回ぐらいは緩んでいないかのチェックも忘れずに。
最近はトルクレンチも4000円程度で買えるので、4Nm固定を1本持っておくと大事なロードバイクを壊さないで済みます。
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シートステー固定式でも、1本だけで止めるスタンドは使わない方が良いです。
1箇所に負担がかかりすぎて破損、スタンドが回転してしまうことがあります。
クイックリリース固定式
スマートさを優先するなら、これが一番おすすめです。
ホイールを固定するためのクイックリリースにスタンドを挟み込んでしまうので、フレームパイプに影響がありませんのでカーボンロードバイクにも使えます。
使い方も普通のスタンドと同じように足で蹴るだけです。
これのデメリットは固定場所が1か所(一般的なスタンドは2か所で固定)なので、どうしてもガタが大きくなります。
ロードバイクの軽い車体なら大きな問題にはなりませんが、荷物を載せたりすると倒れやすいので注意が必要です。
あと、車輪を固定する部分に挟み込むので、定期的に緩んでいないかをチェックしないと危険です。
類似品が無く、買うならアップスタンド一択です。
ハブ差し込み式
安定性が高く、低価格、取り付けも簡単と3拍子揃っているのがハブ差し込み式です。
使い方はシンプルに、車輪の軸をスタンドに差し込みだけです。
ロードバイクの自重で安定してくれます。
さっと入れるだけで、スタンドも非常にコンパクトなので、自宅用としては一番おすすめです。
価格も3000円程度とリーズナブル。
・スピードメーター(サイクルコンピューター) →取り付けOK
走っている現在のスピードや走行距離を計測してくれるパーツ。
ハンドルに固定していつでも確認できます。
スマホでも同じことができますが、電池の持ちなどを考えると専用モデルがおすすめです。
シンプルな有線式だと2000円ぐらいから買えますが、単純に速度を計測したり、積算距離をモニター上で確認しかできません。
せっかくサイクルコンピューターを使うなら、スマホと連携してクロスバイクライフを管理したいですね。
高機能モデルはガーミンのエッジ25Jがお勧め。
エッジ25JはGPSを本体に内蔵しているので、余計なケーブルやマグネットなどが不要で、そのまま取り付けるだけの簡単セッティング。
距離、標高、体重などのデータを基にカロリー計算を行ってくれて、そのデータをスマホのアプリで管理できます。
簡易ルート機能もあるので、事前に設定したコースをナビゲーションすることもできます。
オプションで心拍センサーとも連携できるので、正確なカロリー計測も可能です。
これだけ機能があって15000円なので、かなりお買い得です。
サイクルコンピューターについてさらに詳しく書いた記事はこちら
・ベル →取り付けOK
素材によって音色が異なります。
安いアルミ素材は響きがイマイチ。
真鍮のベルは透き通った良い音がします。
おすすめはKNOGのOIベル
今までのベルと違って、ハンドルバーに巻き付けるタイプでスッキリとした見た目になります。
2500円と普通のベルの倍以上しますが、ベルの装着は義務なので、このタイプが一番おすすめです。
・バックミラー →取り付けOK
交通量の多い道を走るなら取り付けておきたいパーツです。
腕に巻くタイプ、ハンドルの端っこにさすタイプや、バーエンドと一体になったタイプなど、固定方法は様々です。
一番おすすめはキャットアイのBM-45
昔からあるシンプルなタイプですが、固定がしっかりしているので、ミラーが振動せずに後方がしっかり見えます。
右側への出っ張りが少ないので、細い所をすり抜ける時も安心。
ドリンクボトル用ボトルケージ2本 →取り付けOK
走りながら水分補給ができるように、水筒をフレームに固定するためのパーツ。
基本は専用ボトルを使いますが、ペットボトルが使えるモデルもあります。
最低2個はボトルケージを固定する穴があるので、1個はドリンク、1個は工具入れにする人も多いです。
おすすめはトピークのモジュラーケージ
専用の自転車ボトルもペットボトルも両方使えるアジャスタブル機能があるので便利。
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ボトルケージに入れるボトルはペットボトルよりも飲みやすくて、保冷力のあるサイクルボトルをメインにすると快適です。
おすすめはキャメルバックのポディウムボトル
保冷力が高く、本体が柔らかいので簡単に飲めます。
特殊な飲み口になっているので、いちいち蓋を開け閉めしなくてもすぐに飲めるのでストレスがありません。
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