将来の拡張性を左右するコンパクトクランクとノーマルクランクの違いについて。

ロードバイクのクランクはかなり重要なパーツです。

ロードバイク クランク

フロントギアとペダル、BBにつながっているクランクはライダーの入力を直接受け止める存在であり、変速の要でもあります。
ちなみにクランクとは自動車教習所などで出てくる90度の曲がり角が2つあるという英語から来ています。
クランクを取り外してみると、教習所で見たあの形になっているのです。

今回はコンパクトとノーマルの2つの規格について紹介します。

フロントには2枚のギアが装備されていて、ノーマルクランクには52T+39T、コンパクトクランクには50T+34Tが付いています。
Tというのは歯数で52Tであれば52の歯があることを意味します。

大きなギアと小さなギアの組み合わせがノーマルとコンパクトの違いになります。
特に注目してほしいのは小さいギアの差が5tあることです。

フロントギアは小さいほど軽いギア比になります。1回ペダルを回した時に進む距離が短い代わりに、軽い力で走れます。
平地ではまったく気にしなくてよいのですが、峠を走った時にだんだんと苦しくなってギアを軽くしていきます。
その時にノーマルクランクの39tではかなりの筋力が無いと、足が回らなくなるのです。

もちろんノーマルクランクにもメリットはあり、大きい歯と小さい歯の差が小さいので、変速した時の差が少なく丁度良い回転数を維持しやすいです。
筋力さえあれば、トップスピードも2t分速くなります。

ただ、初心者の場合はほぼ全員が登りで39tだときついと感じます。

次ページは軽いギアに変えるためのカスタム方法について

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ノーマルクランクギアが重すぎて登れない人はギアの組み合わせを変えることで解消できます。

クランク 規格 交換

フロントは固定

実はノーマルクランクもコンパクトクランクもギアの選択肢はほとんどありません
例えば純正のシマノクランクの場合、小さなギアは39T、34Tと決まっています。
つまり、フロントギアは軽くしようが無いのです。
ノーマルクランクの人はクランク丸ごと(安い物でも1万円近く)交換する必要を迫られます。

リアギアも限界がある

リアギアは比較的選択肢が多いので、軽いギアに交換することができます。
元々純正ではいっているのはリアの軽いギアは25~28ぐらいです。
リアギアは数字が大きいほど軽くなるので、数字の大きなギアを入れればいいのですが、
リアディレーラーの可動範囲の問題で、最大でも28T、無理やり入れても30Tが限界です。
2~4tぐらいしか軽くできないのです。

まとめ

特にカスタムにお金がかかるクランクに関しては、最初からコンパクトクランクを選ぶことをおすすめします。
後で軽いギアに変えるとかなりのコストがかかる割に、ノーマルギアのメリットは初心者にはほとんどありません。
コンパクトギアを導入した後で、さらに軽いギアが欲しい場合はリアギアを交換しましょう。

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