走行性能を左右するロードバイクのジオメトリー(フレーム寸法)
フレームサイズがライダーにフィットするかどうかのサイジングに関してはこちらで紹介しています。
ここではモデル毎のジオメトリーの違いに注目して紹介します。
シートアングルはサドルを支えるシートポストが挿入されるパイプの角度です。
ロードバイクで一般的な数値は73度前後です。
ヘッドアングルもシートアングルと似た73度前後が良く採用されます。
角度が立っているほどハンドルがクイックになり、簡単にハンドルが切れるようになります。
フォークの安定性を左右するジオメトリーの数値。
フレームから延びるフォークをオフセットの量だけずらしています。
オフセットが大きいほど、ロードバイクのハンドルが切れ始める所から直進に戻ろうとする復元力が強くなります。
ホイールベースはホイール前後の距離を計測します。
この距離が長いほど車体が安定しやすいですが、もったりとした動きになるので、レーサーでは短く設定されます。
特にリアホイールからBBまでのリアセンターはどのブランドのレーサーもギリギリまで詰められています。
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