シートアングルが変わるとロードバイクの乗車姿勢が変わる
シートアングルはサドルを支えるシートポストが挿入されるパイプの角度です。
図でいうとSAの角度になります。
ロードバイクで一般的な数値は73度前後です。
この角度が74や75などになると、サドル位置が前の方に移動して、72度になるとサドルがハンドルから遠ざかります。
実際のサドル位置はサドルレールを前後させることで、4cm程度調整できるので、ある程度サドルの位置調整で吸収できますが、極端なサドル位置にすると見た目も変なロードバイクになってしまいます。
例えばジャイアントのレースモデルTCRは73度、コンフォートモデルでも73度とモデルによってそれほど大きな差はつけられていません。
それに対して、フェルトのレースモデルFとコンフォートモデルのZでは0.5度だけZの方がシートが立っています。
このように、ハンドルとサドルの距離が近くなるように設計しているブランドもあります。
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