大事なロードバイクが盗まれたら、あまりの衝撃にうろたえると思いますが、冷静に取り戻す対策を取りましょう。
まずは警察へ
ロードバイクを購入した時の書類が必要になります。
フレーム番号と防犯登録番号が記載された書類を持って警察に行きます。
防犯登録がされていなくても、フレーム番号さえ分かれば盗難届は受理してくれます。
ロードバイクの写真もあると良いです。
この盗難届が無いと、警察も動きませんし、保険なども適用されません。
積極的には探してくれません
残念ですが、警察に盗難届を出しても、探してくれるわけではありません。
よほど近辺で盗難が多発していれば捜査が行われる可能性もありますが、かなりまれなケースです。
警察が見つける可能性は犯人が無灯火で走っていて、警察に止められて盗難車と分かる場合や、窃盗団が逮捕されて大量に盗難車が押収された時ぐらいです。
契約している保険をチェック
一番有望なのは家財保険です。
賃貸でも分譲でも火災保険と一緒に入っているケースが多い保険です。
火災保険や家財保険というと、災害で発生した損害しか補償されないという印象を持たれるケースが少なくありませんが、盗難による損害も補償対象となります。
重要なのはマンションの敷地内での盗難限定なので、コンビニなどでの盗難は対象になりません。
http://kasai-hoken.com/hosho/tounan.html
購入店舗で独自に運用している盗難補償に入ったかどうかもチェックしましょう。
例えばワイズロードでは以下のような補償システムがあります。
“補償期間: 加入日より1年又は2年(掛け捨て)
●補償対象: ワイズロード各店にて購入した新車のみ加入可能です。
※フレームから組立てた自転車も加入可能です。また、「自転車」+「パーツ」の総額でもご加入いただけます。(サイクルコンピュータ等の電子機器は除きます。)
●補償金給付: 万一盗難にあった際にワイズロード各店舗にて新車を購入する際に補償額分のお値引きが受けられます。(現金での給付ではありません)”
http://www.ysroad.co.jp/support/sonota/
購入時に入れる、チャリポのような盗難保険もあります。
http://charipo.net/tounan/
自分で手がかりを見つけるしか無い
一番最初は盗難された近辺の防犯カメラを探しましょう。
結構たくさんの防犯カメラがあるので、犯人が映っている可能性が高いです。
防犯カメラの管理者を見つけて、警察に確認してもらうようにお願いしましょう。
盗られた時間帯にいる、近くにいた人に聞き込みをしてみるのも有効です。
オークション、フリマアプリをチェック
盗った物を換金しやすいのはヤフオクやメルカリなどのフリマサイトです。
自分の自転車のモデル名などで定期的にチェックして出品を確認してみてください。
次のページは中古品を扱う店への確認方法
リアルの中古ロードバイク買い取り店舗も確認
サイクリーのような中古の自転車買取店へも聞いてみましょう。
http://www.cycly.co.jp/Other/Faq
“Q.自転車が盗まれました。そちらに売却されてない?
まずは最寄りの警察署にご相談ください。その後、自転車の車台番号や傷、メーカー等詳しく弊社にお教えください。
適合すると思われる商品がありましたらお伝えします。店頭に会った場合も売却済みの場合も警察を介してのやりとりとなりますので必ず盗難届を提出ください。”
他にもクラウンギアーズが大手としてあります。
https://www.crowngears.com/
盗られないための対策は?
・鍵をかける。 当たり前なのですが、意外とコンビニの短時間駐輪で取られるケースが一番多いです。
できればチェーン式の丈夫な物。
・ポールなどの固定物に鍵を巻き付ける。
・人通りの多い所に置く。
・長時間駐輪しない。
・同じ場所に毎日駐輪しない。
・ステッカーやサドルのカスタムなどで純正との差を明確にする。
⇒個性的なバイクは転売しにくいです。