ロードバイクのキャリパーブレーキ調整を手と簡単な工具でやるためのコツを紹介。
効きが悪い、音が鳴る、片側が当たっている、そんな時に初心者でもできるブレーキ調整。
ブレーキの効きが悪いとき
ロードバイクのブレーキが効かなくなってきたと思ったら、手とウエスがあれば簡単に性能を戻すことができます。
ウエスを固く絞って、ブレーキ面とブレーキシューをゴシゴシふき取ります。
これだけで汚れと油がかなり落ちてブレーキが効くようになります。
ブレーキレバーを握った時に遊びがありすぎて、ハンドルにレバーが当たりそうになっている場合はアーレンキーを使って、ケーブルの調整をする必要があります。
5mmの六角レンチでブレーキキャリパー側のワイヤー固定ボルトを緩めてケーブルを引っ張って調整しましょう。
音が鳴るとき
ロードバイクのブレーキ調整が必要な異音はシューっという擦れた音と、キーッという高音の2タイプです。
シュッーっという音の場合はブレーキシューに小石が挟まっている場合がほとんどなので、ブレーキシューを取り外して、ブレーキ面に埋まっている小石を千枚通しなどでほじり出します。
キーッという音の場合はブレーキシューとリムの接触角度を調整します。
1度角度を変えるだけで音鳴りが消える場合があります。
基本はブレーキ面とリム面は平行なので、ごくわずかに後輪側のブレーキシューをリムから離します。
片効きの調整
ブレーキシューの片側が当たったままになっている場合の調整方法。
片効きといわれる状態になってしまったら、手で修正しましょう。
左右の手でブレーキシューを握って、キャリパーを動かします。工具は不要です。
上記の方法を試して、ロードバイクのブレーキ調整をして下さい。
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